ru9blog’s diary

買って出かけて仕事して、地味にほぼぼっちの幸せよ

(中古)バクチ麻雀地獄寺!届く!

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「凌ぎの哲」が7巻で絶版になってしまっているため、続きが読めず悲しんでいた時にネットで調べた所、どうやら以前にコンビニ版コミックで再販され続きが読めることを知り、楽天市場で中古で購入、本日届き読みました!

 

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戦後の日本でのバクチ麻雀の話です

出てくる雀士のほぼほぼが玄人(バイニン)イカサマ師です

 

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手前のタバコを吸っている白スーツ短髪のタンクロウ兄貴が大好きです

タンクロウ兄貴は以前玄人をやっていたのですが、訳あって玄人から足を洗いヤクザになっていました

玄人の間では結構な有名人で、その昔単騎のタンクロウと呼ばれていて、単騎待ちで和了るのを得意としていました

ヤクザになってからも複数の子分に兄貴アニキとしたわれ、いつもタバコをくゆらせて優しいまなざしでどっしり構えています

物腰も優しく、哲の事をさん付けで読んだり、哲と敬語で会話したりと礼儀もあり、童顔ですが大人の魅力たっぷりな粋な兄貴です

敵に汚い手を何度使われても信念を曲げず前に進む姿をみせられたら惚れてしまいますね

タンクロウ兄貴のラストシーンでは泣いてしまった

スピンオフで「単騎のタンクロウ」って作品出てほしいです

 

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「凌ぎの哲」は、麻雀漫画「アカギ」のスピンオフ作品である「ワシズ」で作画、原作をされている原恵一朗先生の存在と同時に知りました

この作品「ワシズ」は、「アカギ」の赤木シゲルのライバル鷲巣巌(ワシズイワオ)の若いころ(といっても50代)を描いた作品で、部下の鈴木との馴れ初めや、鷲巣様がどのようにして裏の帝王に上り詰めたかを伝説的に描かれ読める作品です

原先生の絵柄が好きで、他の作品も気になったところでネット検索し即出てきた情報が「凌ぎの哲」でした

 

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上記画像がコンビニコミック版の「凌ぎの哲」です

このコミックでは京都の大恩寺という寺で開かれる権々会(ごんごんえ)という胸糞なバクチ麻雀大会編が読めます

表紙はおそらくコンビニコミックを出版する際に原先生が描きおろしてくださった(左)坊や哲、(右)達磨はん です

闘う漢が描かれていてかっこいい!

 

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左から順番に達磨はん、タンクロウ兄貴、飛び甚(トビジン)、ゲン、坊や哲、

真後ろのやばいじいさんが大恩寺の住職で権々会を開催する主催者です

暴力が大好きな結構あっぶないじいさんです

 

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権々会で大負けした玄人が鐘に逆さ吊りにされ手のひらを打ちつぶされる罰ゲームを観ておののく皆さん

達磨はんの腹巻がいい味出てる!

タンクロウ兄貴の前歯がかわいい!

 

原先生の描きおろしカラー画も拝見できて、権々会編のラストまで読めたので、運よく手に入れることができてよかった

いい作品は時を超えても変わらぬ感動を与えてくれますね